並行輸入車は何がダメ?
ハイ
暑いですね。
台風も発生し始め、世間はコロナで、最近の遊びはドライブか波乗りだけで、昔の事を「若いころ」とついつい言ってしまう44歳になりました( ´艸`)ぎゃ~
私が海外へ車の買い付けに行き始めたのが2010年。
そのころは右も左もわからないまま飛び込んだので現金をリュックに詰め込んで飛び出しました。(ちゃんと申告してます)
あの頃、とくに訪れていたドバイでスーパーカーの買い付けをしている日本人は見かけず、店やオーナーも日本人は知らないと言っていましたが、ショールームやお宅で遠慮なく寝転んで下回りを点検しだす私を見て「こいつ細け~」と笑われたものです。
しかし現地の人たちが珍しがってくれて毎晩、遊びに連れて行ってくれましたが、彼らが酒をガンガン飲む姿を見て、なんだか安心した記憶もあり、行く先々で日本人もおられましたが、業種が全く違う方々ばかりでした。
当時の買い方としては、半分は現地販売店、半分はオーナー宅へ伺って、変わった味がするお茶を頂きながら交渉する事が多買ったのですが、日本でたまに言われているように「ドバイ物は良くない、エンジンに砂が入っている」ような心配は、買い方さえ間違わなければ心配ありませんでしたし、むしろ現地の人は、日中が異常に暑いのでスーパーカーに乗る事はほとんどなく、夕方くらいから走り出すことが多いので、傷んでいる車との見分けは、レンタカー上がりかどうかってパターンが多かったですね。
2013年くらいにとあるディーラーで日本人の方とお会いする事がありまして、同業種の日本人と海外で出くわすと変な親近感が勝手に湧いてくる感じで、なんとなく声を掛けましたが、実はその時に「ドバイ物は悪い!という噂になる原因」になった出来事がありました。
と言うのも、私が下見した結果、仕入れをしない車両を、その人は「え?あれ安いと思いますけど買いませんの?www」と言って、平気でバンバン買っていたんですよね。
あれを日本に持っていかれたら、私が持って行ってる車も同じ批判を浴びそうだな~と当時から危機感を覚えていましたが、案の定、2013~2014年ころから「ドバイ物は良くない、買わない方がいい」と言う残念な言葉を日本で聞くようになりましたが、実際、当時は下見をしながら車体番号と写真で管理していたので、カーセンサーやオークションのそれらが出てくれば、それがどんな車かわかっていました。
ドバイの粗悪車界隈で「類は友を呼ぶ」状態になっていたようで、どうしようもないブローカーみたいなのが湧いて出てきてた頃でして、車の質や状態など完全に無視、というか騙すか騙されるかみたいな土俵でやっていた人が増えてきていたタイミングでしたね。
同じ色、状態の自動車がカーセンサーで掲載されているとします。
ディーラー車が3000万円
並行車が2700万円
で販売されている場合によくある質問・・・・
「並行車は買う時は安いけど、売る時に大損するよね?」
・・・・・・
日本正規ディーラーで3000万円の中古車を購入して、3年後に売り戻しに行ったら2000万円だとします。
並行車を中古屋さんで2700万円で購入して、売り戻しに行ったら1700万円だとします。
どっちが大損してますかって話な訳です。
しかし購入する時点で、例えば「事故歴を知らずに、安易に安い!って理由で2500万円で購入した」ら、そりゃあ3年後は1200万円です!もしかしたら買取できません!とか言われてもしょうがない訳です。
中には、弊社で購入された方が他店で転売する際に、もちろん事故車ではないのに「事故車だから安く買い取られた!あれ事故車だったのか?俺は事故車だと思ってる!」と怒鳴られる事もありましたが、数か月後にその車両が業者オークションに出てきたら、当然、事故車ではなかったり。
オーナーさんは判断できないので誰かに言われた事を鵜呑みにして不安になる事も仕方ないと思いますが、並行車と言う言葉を利用して商売敵を作っているようなくだらない輩が多いんですよ。
日本ではディーラー車が神様で、並行車は一歩引いて見られる事が多くありますが、これ、残念でなりません。
アメリカやヨーロッパを含む海外にも当然、正規ディーラーはありますし、車を丁寧に扱っているオーナーもいます。
海外ディーラーは日本向けに出荷する前に点検やメンテナンスもしてくれるので、それこそ正規ディーラーの手入った状態で輸入する事が可能と言うか、そこまでやって心配な点を一つ一つ排除していきましょうってサービスが必要な価格帯の自動車な訳なのに適当な輩が多すぎる。
まあバブル時代の方々や、ドバイでお会いしたブローカーさんみたいな方々がめちゃくちゃやった、やっているおかげで、トラウマみたいなのが生まれてしまったんでしょうね。
最近は中古並行でも、しっかりした物を輸入販売しているお店が増えましたし、自動車のセキュリティや情報が進化しているので、少し意識も変わってきたと感じますが、それでも粗悪な車の輸入は確かにあります。
どうやって買うか、誰が診て判断するか、海外オーナーや販売店にも良し悪しがありますから、日本と何ら変わりません。

あとは為替レートのタイミングですね、そろそろ来るかな~ぁ( ´艸`)
暑いですね。
台風も発生し始め、世間はコロナで、最近の遊びはドライブか波乗りだけで、昔の事を「若いころ」とついつい言ってしまう44歳になりました( ´艸`)ぎゃ~
私が海外へ車の買い付けに行き始めたのが2010年。
そのころは右も左もわからないまま飛び込んだので現金をリュックに詰め込んで飛び出しました。(ちゃんと申告してます)
あの頃、とくに訪れていたドバイでスーパーカーの買い付けをしている日本人は見かけず、店やオーナーも日本人は知らないと言っていましたが、ショールームやお宅で遠慮なく寝転んで下回りを点検しだす私を見て「こいつ細け~」と笑われたものです。
しかし現地の人たちが珍しがってくれて毎晩、遊びに連れて行ってくれましたが、彼らが酒をガンガン飲む姿を見て、なんだか安心した記憶もあり、行く先々で日本人もおられましたが、業種が全く違う方々ばかりでした。
当時の買い方としては、半分は現地販売店、半分はオーナー宅へ伺って、変わった味がするお茶を頂きながら交渉する事が多買ったのですが、日本でたまに言われているように「ドバイ物は良くない、エンジンに砂が入っている」ような心配は、買い方さえ間違わなければ心配ありませんでしたし、むしろ現地の人は、日中が異常に暑いのでスーパーカーに乗る事はほとんどなく、夕方くらいから走り出すことが多いので、傷んでいる車との見分けは、レンタカー上がりかどうかってパターンが多かったですね。
2013年くらいにとあるディーラーで日本人の方とお会いする事がありまして、同業種の日本人と海外で出くわすと変な親近感が勝手に湧いてくる感じで、なんとなく声を掛けましたが、実はその時に「ドバイ物は悪い!という噂になる原因」になった出来事がありました。
と言うのも、私が下見した結果、仕入れをしない車両を、その人は「え?あれ安いと思いますけど買いませんの?www」と言って、平気でバンバン買っていたんですよね。
あれを日本に持っていかれたら、私が持って行ってる車も同じ批判を浴びそうだな~と当時から危機感を覚えていましたが、案の定、2013~2014年ころから「ドバイ物は良くない、買わない方がいい」と言う残念な言葉を日本で聞くようになりましたが、実際、当時は下見をしながら車体番号と写真で管理していたので、カーセンサーやオークションのそれらが出てくれば、それがどんな車かわかっていました。
ドバイの粗悪車界隈で「類は友を呼ぶ」状態になっていたようで、どうしようもないブローカーみたいなのが湧いて出てきてた頃でして、車の質や状態など完全に無視、というか騙すか騙されるかみたいな土俵でやっていた人が増えてきていたタイミングでしたね。
同じ色、状態の自動車がカーセンサーで掲載されているとします。
ディーラー車が3000万円
並行車が2700万円
で販売されている場合によくある質問・・・・
「並行車は買う時は安いけど、売る時に大損するよね?」
・・・・・・
日本正規ディーラーで3000万円の中古車を購入して、3年後に売り戻しに行ったら2000万円だとします。
並行車を中古屋さんで2700万円で購入して、売り戻しに行ったら1700万円だとします。
どっちが大損してますかって話な訳です。
しかし購入する時点で、例えば「事故歴を知らずに、安易に安い!って理由で2500万円で購入した」ら、そりゃあ3年後は1200万円です!もしかしたら買取できません!とか言われてもしょうがない訳です。
中には、弊社で購入された方が他店で転売する際に、もちろん事故車ではないのに「事故車だから安く買い取られた!あれ事故車だったのか?俺は事故車だと思ってる!」と怒鳴られる事もありましたが、数か月後にその車両が業者オークションに出てきたら、当然、事故車ではなかったり。
オーナーさんは判断できないので誰かに言われた事を鵜呑みにして不安になる事も仕方ないと思いますが、並行車と言う言葉を利用して商売敵を作っているようなくだらない輩が多いんですよ。
日本ではディーラー車が神様で、並行車は一歩引いて見られる事が多くありますが、これ、残念でなりません。
アメリカやヨーロッパを含む海外にも当然、正規ディーラーはありますし、車を丁寧に扱っているオーナーもいます。
海外ディーラーは日本向けに出荷する前に点検やメンテナンスもしてくれるので、それこそ正規ディーラーの手入った状態で輸入する事が可能と言うか、そこまでやって心配な点を一つ一つ排除していきましょうってサービスが必要な価格帯の自動車な訳なのに適当な輩が多すぎる。
まあバブル時代の方々や、ドバイでお会いしたブローカーさんみたいな方々がめちゃくちゃやった、やっているおかげで、トラウマみたいなのが生まれてしまったんでしょうね。
最近は中古並行でも、しっかりした物を輸入販売しているお店が増えましたし、自動車のセキュリティや情報が進化しているので、少し意識も変わってきたと感じますが、それでも粗悪な車の輸入は確かにあります。
どうやって買うか、誰が診て判断するか、海外オーナーや販売店にも良し悪しがありますから、日本と何ら変わりません。

あとは為替レートのタイミングですね、そろそろ来るかな~ぁ( ´艸`)
プロフィール
Author:Risuke Tashiro
神奈川県川崎市でひっそり営業しています、有限会社WORLD IMPORTと申します。
自動車業界に入って29年、独立から27年が経ちました。
当時は旧車といわれる車種が好きでこの業界に飛び込んだのですが、現在ではランボルギーニ・フェラーリ・ポルシェ・アストンマーティンからロールスロイス&ベントレーなどの高級車を扱えるようになりました。
皆様の応援あっての事だと思い日々感謝しています。
有名ディーラーの様に豪華なショールームと言う訳ではありませんが「信用」「質」「サービス」を重んじて日々、努力しております。
http://www.world-import.biz/
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