スーパーカーへの道 3
さて550マラネロ
実は、最近も一台仕入れたので久しぶりにマラネロ楽しんでいます。
550マラネロに初めて乗ったとき「なんじゃこの音は!最悪ジャン」とショックを受けたのを覚えている。
550の音をよくするのであれば、まずはセンターマフラーだけストレートにするとよい、とお客様からご教授いただき、合わせてリヤマフラーも変更してみたところ、5000回転あたりからフェラーリサウンドがよく出てくれてとても心地よい音になった。
純正の18インチホイールに嫌気がさし、海外から19インチを輸入し交換、シートもスポーツシートに変更し、引っ込みすぎのホイールにカツを入れるために前後にホイールスペーサーを入れた。ちょうどこの頃から部品を海外から輸入する術を学んでいき今でも役立っている。
ホイールスペーサーを入れるオーナーは多いと思うが、注目すべき点は走行性能である。
純正で計算された?ホイールの配置をよ~く味わってからスペーサーを入れてください。
よくなる車、なんかしっくりこなく車にわかれるので要注意です。
もちろん、見た目だけで考えるならスペーサーは必須であるが、スペーサーを入れるだけで社交が下がる点にも注意しなくてはならない。
ようは、厳密に走るならホイールアライメントが必要になります。
純正シートの重量、ひどい。おそらく片側25kgぐらいではないか?スポーツシートを2つ合わせても追いつかないのでは?と思える重量級シート。
純正のスポーツシートは、見た目はカーボンで製造されているのでとても堅そうに思えるが、実はノーマルシートより疲れないので長距離にも向いていて、見た目・性能・重量をすべて高性能にしてくれる良いアイテムだ。
マラネロの公式発表値での車両重量はなんと1720kg、ムルシエラゴより重い。
しかし、シートを変えたりマフラーを変えたりするだけで簡単に50kgは減量できるので、550は実はいじっても楽しい車だった。
この車両重量を聞くと大半の方は走りへの影響を想像すると思うが、走りは別物である。
長~いフロントノーズ、甲高くない低回転時の音、そしてFR。
通常であればメルセデスのアレに似ていると勘違いする方も知れないが、走りはフェラーリで、旋回性・ブレーキ・すぐにレッドゾーンに入ってしまうような吹け上がり。
512TRの後ろから押される感じは無いものの、明らかに速い車である。
ちょっと無理してコーナーに飛び込んでも4輪が泣きながら??曲がって行ってしまう、少し滑ったとしても、とても修正が早い。
そして街乗りではとてもジェントルで足でも使えるオールマイティなフェラーリ。
写真でみるよりかっこいい。
この550を乗りながら355にも乗っていました。
この頃はフェラーリやポルシェなどのスポーツカーを頻繁に売買していたのでいろいろなモデルに乗れる機会を与えてもらっていた。
御殿場のあの場所には本当によく行ってた。
F355
F355もとても楽しい車です。
僕は車屋という立場なのでふつうは仕入れた車をきれいにして整備して販売する、これが普通だと思う。
しかし僕の場合は僕の好きなように改造してから販売するので商売とは言えないかもしれませんが、好きだからそれはそれでいいと自負しています。
F355はF1マチックとマニュアルにも少し乗っていました。
348や512に乗っていた僕からすれば355は全くの別物。
インテリアの雰囲気は残っていたけど操作性はすべていいし、レザーの質感も少し良くなたのかな?柔らかくなったような?
でもまあ、あのべたつきだけは100%出てしまう・・・・手についたら取れないし・・・・
355の音はかなりいい。
一番好きなのは伊藤レーシングかな。
V12のような切羽詰まるような感覚はないがとても気楽で楽しいエンジン音である。
リヤは簡単に滑るが、そこはV8の軽い扱いで修正できる様な素晴らしい足回り。355は純正の足回りで十分だと思う。
リトラのヘッドライトはフェラーリそのものだし、後姿がまたかわいい。
V12のイケイケ感はないものの気楽にフェラーリを楽しめる、それが355かもしれない。
355のタイミングベルトはエンジンを下さないといけないが、エンジンを下さないでよくなったのはマラネロからである。430はランボと同じチェーンになったから安心だ。
355はカート感をとても感じられる、良い意味で先代の?味が残ったあるフェラーリだ。
しかし、ポルシェでいえば993→996の水冷に変わった時に、ファンの評価が真っ二つに割れたように、355→360モデナへモデルチェンジした時と同じようにここで時代が変わったと思う。(マラネロも忘れないでね)
この新しい時代のV8フェラーリに乗らないと、新しい時代についていけない。
僕はいままでポルシェでいえば空冷、フェラーリはリリトラライトに四角いボディだ!みたいなガンコ親父頭を持っていたが、それを壊してくれたのはマラネロ。
そして、偏屈なこだわりやしがらみを消してくれたのは360モデナである。
このモデナ、F430に乗ったことのある若造が言うので微妙かもしれないが、少し信じてほしい。
F360MODENA、このモデルから時代が変わったと思う。
僕が今まで感じていたカート感は古いものだったのかもしれないと感じたのはマラネロから。
新しい時代のカート感は別次元だった確信したのは360。
三十路突入と同時期に乗った360について書いてみようと思います。
実は、最近も一台仕入れたので久しぶりにマラネロ楽しんでいます。
550マラネロに初めて乗ったとき「なんじゃこの音は!最悪ジャン」とショックを受けたのを覚えている。
550の音をよくするのであれば、まずはセンターマフラーだけストレートにするとよい、とお客様からご教授いただき、合わせてリヤマフラーも変更してみたところ、5000回転あたりからフェラーリサウンドがよく出てくれてとても心地よい音になった。
純正の18インチホイールに嫌気がさし、海外から19インチを輸入し交換、シートもスポーツシートに変更し、引っ込みすぎのホイールにカツを入れるために前後にホイールスペーサーを入れた。ちょうどこの頃から部品を海外から輸入する術を学んでいき今でも役立っている。
ホイールスペーサーを入れるオーナーは多いと思うが、注目すべき点は走行性能である。
純正で計算された?ホイールの配置をよ~く味わってからスペーサーを入れてください。
よくなる車、なんかしっくりこなく車にわかれるので要注意です。
もちろん、見た目だけで考えるならスペーサーは必須であるが、スペーサーを入れるだけで社交が下がる点にも注意しなくてはならない。
ようは、厳密に走るならホイールアライメントが必要になります。
純正シートの重量、ひどい。おそらく片側25kgぐらいではないか?スポーツシートを2つ合わせても追いつかないのでは?と思える重量級シート。
純正のスポーツシートは、見た目はカーボンで製造されているのでとても堅そうに思えるが、実はノーマルシートより疲れないので長距離にも向いていて、見た目・性能・重量をすべて高性能にしてくれる良いアイテムだ。
マラネロの公式発表値での車両重量はなんと1720kg、ムルシエラゴより重い。
しかし、シートを変えたりマフラーを変えたりするだけで簡単に50kgは減量できるので、550は実はいじっても楽しい車だった。
この車両重量を聞くと大半の方は走りへの影響を想像すると思うが、走りは別物である。
長~いフロントノーズ、甲高くない低回転時の音、そしてFR。
通常であればメルセデスのアレに似ていると勘違いする方も知れないが、走りはフェラーリで、旋回性・ブレーキ・すぐにレッドゾーンに入ってしまうような吹け上がり。
512TRの後ろから押される感じは無いものの、明らかに速い車である。
ちょっと無理してコーナーに飛び込んでも4輪が泣きながら??曲がって行ってしまう、少し滑ったとしても、とても修正が早い。
そして街乗りではとてもジェントルで足でも使えるオールマイティなフェラーリ。
写真でみるよりかっこいい。
この550を乗りながら355にも乗っていました。
この頃はフェラーリやポルシェなどのスポーツカーを頻繁に売買していたのでいろいろなモデルに乗れる機会を与えてもらっていた。
御殿場のあの場所には本当によく行ってた。
F355
F355もとても楽しい車です。
僕は車屋という立場なのでふつうは仕入れた車をきれいにして整備して販売する、これが普通だと思う。
しかし僕の場合は僕の好きなように改造してから販売するので商売とは言えないかもしれませんが、好きだからそれはそれでいいと自負しています。
F355はF1マチックとマニュアルにも少し乗っていました。
348や512に乗っていた僕からすれば355は全くの別物。
インテリアの雰囲気は残っていたけど操作性はすべていいし、レザーの質感も少し良くなたのかな?柔らかくなったような?
でもまあ、あのべたつきだけは100%出てしまう・・・・手についたら取れないし・・・・
355の音はかなりいい。
一番好きなのは伊藤レーシングかな。
V12のような切羽詰まるような感覚はないがとても気楽で楽しいエンジン音である。
リヤは簡単に滑るが、そこはV8の軽い扱いで修正できる様な素晴らしい足回り。355は純正の足回りで十分だと思う。
リトラのヘッドライトはフェラーリそのものだし、後姿がまたかわいい。
V12のイケイケ感はないものの気楽にフェラーリを楽しめる、それが355かもしれない。
355のタイミングベルトはエンジンを下さないといけないが、エンジンを下さないでよくなったのはマラネロからである。430はランボと同じチェーンになったから安心だ。
355はカート感をとても感じられる、良い意味で先代の?味が残ったあるフェラーリだ。
しかし、ポルシェでいえば993→996の水冷に変わった時に、ファンの評価が真っ二つに割れたように、355→360モデナへモデルチェンジした時と同じようにここで時代が変わったと思う。(マラネロも忘れないでね)
この新しい時代のV8フェラーリに乗らないと、新しい時代についていけない。
僕はいままでポルシェでいえば空冷、フェラーリはリリトラライトに四角いボディだ!みたいなガンコ親父頭を持っていたが、それを壊してくれたのはマラネロ。
そして、偏屈なこだわりやしがらみを消してくれたのは360モデナである。
このモデナ、F430に乗ったことのある若造が言うので微妙かもしれないが、少し信じてほしい。
F360MODENA、このモデルから時代が変わったと思う。
僕が今まで感じていたカート感は古いものだったのかもしれないと感じたのはマラネロから。
新しい時代のカート感は別次元だった確信したのは360。
三十路突入と同時期に乗った360について書いてみようと思います。
プロフィール
Author:Risuke Tashiro
神奈川県川崎市でひっそり営業しています、有限会社WORLD IMPORTと申します。
自動車業界に入って29年、独立から27年が経ちました。
当時は旧車といわれる車種が好きでこの業界に飛び込んだのですが、現在ではランボルギーニ・フェラーリ・ポルシェ・アストンマーティンからロールスロイス&ベントレーなどの高級車を扱えるようになりました。
皆様の応援あっての事だと思い日々感謝しています。
有名ディーラーの様に豪華なショールームと言う訳ではありませんが「信用」「質」「サービス」を重んじて日々、努力しております。
http://www.world-import.biz/
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