スーパーカーへの道 6
ムルシエラゴだ。
はじめて仕入れたムルシエラゴはオレンジ、社外マフラーとヘラクレスホイール付きだった。
積載車に載せられて目の前に現れた時は、そりゃどきどきしたのを覚えてる。
ムルシエラゴのシートに初めて滑り込み、初めてなのにいきなり積載車からバックで降ろせと言われて全く後ろが見えなかったのを覚えています。
初めてでいきなりリフティングの便利さには感動した記憶がある。
いつものように下周りから始まり、説明書を見ながオイル点検を済ませて、積載車から降ろして1時間後にはいつものように中央道を走っていた。
慣れていないせいか、ランボルギーニの存在感にやられたか覚えていないが、今まで散々スオーツカーを乗ってきた自分なりには「この手の車には慣れていた」つもりだったが手汗が止まらなかった。
どこまででも加速してしまうエンジンと、迫力のある排気音が最高だったが、乗っているとな~んか不安に思えることが多々あった。
例えば、エンジンマウントがだめか?と思うような加速時の振動、室内の何かがきしんでいる様な小さな音がずっと聞こえるし、高速入口にあるようなくるくる回る細かいコーナリングでの性能の悪さや、あんまり体感できないコニー製の減衰力調整・・・・(途中からビルシュタイン)
明らかにフェラーリやポルシェよりも「レーシングカーのように走る」という意味での性能は悪いと思う。
僕が走るのは大体、夜中の高速のみなので人がいるわけでもないし、交通量も少ない。
フェラーリやポルシェでは、今思えば危ない走行をしていて楽しかったけど、ムルシエラゴはまた違う次元で楽しいんだと思う。
ただ加速したり、振動と一緒に伸びていく男っぽい音を聞いたりしているだけで、なんだか楽しい。
今までやっていた走りの楽しさが少なくなっているのは間違いないが、どうでもいい。
ランボルギーニは直線番長だという人が多いと思うけど、まあ、確かにそうだとも思う。
首都高速のように細かいコーナーは得意じゃないかもしれないけど、少し速いコーナーは実際はそんなに悪くないじゃんと思えるし、直進安定性はかなりいい、コーナリングでいうなら4WDだからアクセルワークが違うだけかな。
たぶん、何だか楽しいだけで細かいことはどうでもいい!とりあえず加速じゃ!みたいになるのが、とても良いところだと思うけど、もちろんよいことばかりではない。
悪いのは走りじゃないと思う、改造したくなってしまうところ。
純正の内装が外見に伴っていないからって事でどうにか良くしたいと思ってカーボンにしてみたり、テールレンズをLP640に変更すると今度はエアロが必要になってきてまたお金を使ってしまうとかきりがない。
改造するたびに結構な高額が必要なのにやめられない、ここが悪いところかも。
でもメンテナンスは意外と安く済むのでびっくりした、ネット上で壊れる壊れる言ってる人がいたから僕も構えてたけど、あれってたぶん乗ったことない人が勝手に言ってるだけ。
しかし改造するとお客さんも目ざとい?のかすぐに売れてしまいなくなってしまうムルシエラゴ。
で、また仕入れて好きなように改造すると買われてしまう・・・何回も「次は絶対売らない」と思ってたけど店に並べておきながら「売らない」じゃ印象悪いし仕事だからしょうがない。
うれしいような悲しいような・・・・
ムルシエラゴは振動もあるし室内でキシキシいうしコーナーリングは不得意?とか言ってると印象が悪いかもしれないけど、何台か乗りつないで一つ言えるのは、整備していない車両とプラグのように安い整備だけした車両では走行すればすぐに違いが分かるのはフェラーリやポルシェと比べて誤魔化しが効かないってて思うしムルシエラゴ(ランボ?)のすごい良いところだ思う。
今までの何よりも、バイクに近い?かもしれない。ポルシェもそう。
ムルシエラゴを何台か乗りつないで、相変わらず一人で走っていたが人生を少し変える事件が起きた、2011年秋頃だったかな?
ずっと一人ムルシエラゴしてたので全然知らなかったけど、ムルシエラゴばかりが集まっているっていう情報があり、その頃たまたま知り合った近所のエイトマンさんのお誘いでもあったので行ってみることにした。
いたいた、牛だらけ、しかも見たこと無い改造をされた牛だらけ・・・・すげ~、うわ~ばかり言葉に出てしまった・・・長年フェラーリやポルシェを扱ってきたけど牛が集まると半端ない。
その中に僕が手をかけたムルシエラゴが相変わらず綺麗で調子をよさそうにしてたのを見て嬉しかった。
それからあっという間に、気づいたらランボルギーニメカニックと一緒に仕事しているし、ランボルギーニにハマってます。
ムルシエラゴというかランボルギーニは人生が変わる自動車?だから「スーパーカー」なんだと今は思う。
エンツォ、ブガッティ、セグを乗った事のない若造が言っているので、その辺はまだまだ10年早い!と言われるかも知れないけど大目に見てやってください。
フェラーリやポルシェも人生が楽しくなるけど、大げさに言えばランボルギーニは異次元的存在かもしれない。
で、じゃあってことで、ムルシエラゴの最高峰といえばLP6704-SVに間違いない?かなと思って乗ることにしました。
今度は、全く別物のSVについてお話します。

はじめて仕入れたムルシエラゴはオレンジ、社外マフラーとヘラクレスホイール付きだった。
積載車に載せられて目の前に現れた時は、そりゃどきどきしたのを覚えてる。
ムルシエラゴのシートに初めて滑り込み、初めてなのにいきなり積載車からバックで降ろせと言われて全く後ろが見えなかったのを覚えています。
初めてでいきなりリフティングの便利さには感動した記憶がある。
いつものように下周りから始まり、説明書を見ながオイル点検を済ませて、積載車から降ろして1時間後にはいつものように中央道を走っていた。
慣れていないせいか、ランボルギーニの存在感にやられたか覚えていないが、今まで散々スオーツカーを乗ってきた自分なりには「この手の車には慣れていた」つもりだったが手汗が止まらなかった。
どこまででも加速してしまうエンジンと、迫力のある排気音が最高だったが、乗っているとな~んか不安に思えることが多々あった。
例えば、エンジンマウントがだめか?と思うような加速時の振動、室内の何かがきしんでいる様な小さな音がずっと聞こえるし、高速入口にあるようなくるくる回る細かいコーナリングでの性能の悪さや、あんまり体感できないコニー製の減衰力調整・・・・(途中からビルシュタイン)
明らかにフェラーリやポルシェよりも「レーシングカーのように走る」という意味での性能は悪いと思う。
僕が走るのは大体、夜中の高速のみなので人がいるわけでもないし、交通量も少ない。
フェラーリやポルシェでは、今思えば危ない走行をしていて楽しかったけど、ムルシエラゴはまた違う次元で楽しいんだと思う。
ただ加速したり、振動と一緒に伸びていく男っぽい音を聞いたりしているだけで、なんだか楽しい。
今までやっていた走りの楽しさが少なくなっているのは間違いないが、どうでもいい。
ランボルギーニは直線番長だという人が多いと思うけど、まあ、確かにそうだとも思う。
首都高速のように細かいコーナーは得意じゃないかもしれないけど、少し速いコーナーは実際はそんなに悪くないじゃんと思えるし、直進安定性はかなりいい、コーナリングでいうなら4WDだからアクセルワークが違うだけかな。
たぶん、何だか楽しいだけで細かいことはどうでもいい!とりあえず加速じゃ!みたいになるのが、とても良いところだと思うけど、もちろんよいことばかりではない。
悪いのは走りじゃないと思う、改造したくなってしまうところ。
純正の内装が外見に伴っていないからって事でどうにか良くしたいと思ってカーボンにしてみたり、テールレンズをLP640に変更すると今度はエアロが必要になってきてまたお金を使ってしまうとかきりがない。
改造するたびに結構な高額が必要なのにやめられない、ここが悪いところかも。
でもメンテナンスは意外と安く済むのでびっくりした、ネット上で壊れる壊れる言ってる人がいたから僕も構えてたけど、あれってたぶん乗ったことない人が勝手に言ってるだけ。
しかし改造するとお客さんも目ざとい?のかすぐに売れてしまいなくなってしまうムルシエラゴ。
で、また仕入れて好きなように改造すると買われてしまう・・・何回も「次は絶対売らない」と思ってたけど店に並べておきながら「売らない」じゃ印象悪いし仕事だからしょうがない。
うれしいような悲しいような・・・・
ムルシエラゴは振動もあるし室内でキシキシいうしコーナーリングは不得意?とか言ってると印象が悪いかもしれないけど、何台か乗りつないで一つ言えるのは、整備していない車両とプラグのように安い整備だけした車両では走行すればすぐに違いが分かるのはフェラーリやポルシェと比べて誤魔化しが効かないってて思うしムルシエラゴ(ランボ?)のすごい良いところだ思う。
今までの何よりも、バイクに近い?かもしれない。ポルシェもそう。
ムルシエラゴを何台か乗りつないで、相変わらず一人で走っていたが人生を少し変える事件が起きた、2011年秋頃だったかな?
ずっと一人ムルシエラゴしてたので全然知らなかったけど、ムルシエラゴばかりが集まっているっていう情報があり、その頃たまたま知り合った近所のエイトマンさんのお誘いでもあったので行ってみることにした。
いたいた、牛だらけ、しかも見たこと無い改造をされた牛だらけ・・・・すげ~、うわ~ばかり言葉に出てしまった・・・長年フェラーリやポルシェを扱ってきたけど牛が集まると半端ない。
その中に僕が手をかけたムルシエラゴが相変わらず綺麗で調子をよさそうにしてたのを見て嬉しかった。
それからあっという間に、気づいたらランボルギーニメカニックと一緒に仕事しているし、ランボルギーニにハマってます。
ムルシエラゴというかランボルギーニは人生が変わる自動車?だから「スーパーカー」なんだと今は思う。
エンツォ、ブガッティ、セグを乗った事のない若造が言っているので、その辺はまだまだ10年早い!と言われるかも知れないけど大目に見てやってください。
フェラーリやポルシェも人生が楽しくなるけど、大げさに言えばランボルギーニは異次元的存在かもしれない。
で、じゃあってことで、ムルシエラゴの最高峰といえばLP6704-SVに間違いない?かなと思って乗ることにしました。
今度は、全く別物のSVについてお話します。

プロフィール
Author:Risuke Tashiro
神奈川県川崎市でひっそり営業しています、有限会社WORLD IMPORTと申します。
自動車業界に入って29年、独立から27年が経ちました。
当時は旧車といわれる車種が好きでこの業界に飛び込んだのですが、現在ではランボルギーニ・フェラーリ・ポルシェ・アストンマーティンからロールスロイス&ベントレーなどの高級車を扱えるようになりました。
皆様の応援あっての事だと思い日々感謝しています。
有名ディーラーの様に豪華なショールームと言う訳ではありませんが「信用」「質」「サービス」を重んじて日々、努力しております。
http://www.world-import.biz/
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